周囲の人の接し方


うつ病の人と接するときに、何よりも大切なことは自殺を防ぐ
こと
です。うつ病にかかると、程度の差はあれ自殺を考えると
いわれています。「死にたい」という言葉が出たら、決して
軽く考えないで下さい。うつ病は治る病気であることを良く
理解してもらい、主治医や家族と「決して自殺しない」と
約束を交わすことが大切です。また、回復してくると本人も
周囲も安心してほっとしがちですが、この時期は、焦ったり、
つい無理をしてしまうことも多いです。結果として、無理が
たたり症状が悪化したり、自殺を引き起こしたりします。
あくまでも、じっくりゆっくり療養する事を心がけ、主治医
と連絡を取り合って、注意深く見守ることが必要です。




接するときに心がけること
  ・「がんばって」は禁句です
  ・励ましたり叱ったりする事は避けましょう
  ・がんばることが出来ずに苦しんでいることを理解しましょう
  ・人生(仕事や生活)の大切な決断は、先送りさせてください
  ・本人が嫌がる場合、心配していることを伝えましょう
   (治療を勧めるため)
  ・怠けているわけではないことを理解しましょう
  ・本人に負担にならないようなバックアップ体制
  ・無理して気分転換(旅行など)をはからないことです
  ・ゆっくり休養できる環境を作ってあげましょう
  ・不眠に悩む場合、光や音を遮断してみることも効果的です
  ・話を聞いたり、ただ一緒にいるだけでも安心感を与えます
  ・抗うつ薬をきちんと服薬していることを確認しましょう
  ・本人が焦っている時はブレーキをかけてあげましょう
  ・症状が軽快してもその後6ヵ月は注意が必要です
  ・「必ず回復する」と希望を与えましょう(励ましではない)
  ・電話よりも返事を求めない手紙が安心感を与えます
  ・「居ても居なくてもいい人間だ」と思わせないようにしましょう
  ・病院へ一緒に行きましょう
   (今の状態を適切に医師に伝えるため)
  ・干渉しすぎず、放っておきすぎず、普通に接しましょう
  ・原因を追求しないことが大切です
  ・会話の内容より感情をくみ取り、共感的態度を示しましょう



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