過食症と万引きの関係




窃盗(万引き)に至る過程と分類


 摂食障害(主に過食症)において「食べたい」欲求が高まると、
 まず身近にある食べ物が目に入ります。
 身近に食べ物が無い場合、手に入れようとします。コンビニ、
 スーパー等へ求めに行くのです。ここから分かれます。

 @金銭的・精神的余裕があって、きちんと金額を支払う人
 A金銭的余裕がなくて、支払えずに万引きしてしまう人
 B精神的余裕がなくて、支払えずに万引きしてしまう人

 仮に、上記3つに分類してみました。これらを分析します。

 @は当然、犯罪的な問題はありません。

 Aは、犯罪です。「お金がないけど病気だから…」という理由はもちろん社会では通用しません。この場合、1人で買い物へ行く事は危険です。本人が過食症であることを知っている誰かが、必ず付き添うようにして下さい。

 Bも、もちろん犯罪です。金銭的余裕があるにも関わらず、万引きをしてしまう・・・食べ物以外のものまで。これがいわゆる「病的窃盗癖」です。この場合、摂食障害の治療と同時に、切盗癖の治療も必要です。万引きが続くと、法律的な問題になってきます。周囲の人間も巻き込みます。しかし摂食障害の回復とともに窃盗壁がなくなる例も多いようです。通院やカウンセリング等で、摂食障害と共に必ず治療しましょう。



病的窃盗癖の診断基準


 「Kleptomania」=「病的窃盗癖」(他「窃盗癖」「盗癖」の訳)の
 DSM−W(アメリカの精神疾患診断、統計マニュアル)による
 診断基準

 A.個人的に用いるのでもなく、またはその金銭的価値の
   ためでもなく、物を盗もうとする衝動に抵抗できなく
   なることが繰り返される
 B.窃盗におよぶ直前の緊張の高まり
 C.窃盗を犯すときの快感、満足、または解放感
 D.盗みは怒りまたは報復を表現するためのものでもなく、
   妄想または幻覚に反応したものでもない
 E.盗みは、行為障害、躁病エピソード、または反社会性
   人格障害ではうまく説明されない




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