恋人間DV ハートフルスタッフ
 大学3回生の時、友人を通して知り合った男性と付き合った。私は彼の優しい所が好きだった。このときは何も気づかずに信じていた。お互いの親と定期的に会い、実家に泊まり合う関係。家賃と光熱費は私のアルバイト代。食費や生活費は彼のアルバイト代。扶助協力して生活する関係。もちろん結婚の話しも両親を含めて進んだ。
 でも、あるとき彼は私に手をあげた。その後の彼は、納得のいかないことがある度に「暴力」という手段をとり始めた。目が切れる。アザになる。口中は血まみれ。殴る。蹴る。通院・・・。そんな中、しばらくして別れを告げた。でも簡単には逃げられない。部屋に投げ込まれるような形で連れ戻される。車で逃げても無理やり乗ってくる。合鍵も返してもらえない。怒らせないように、怒らせないように、と気を使いそれでも相手の機嫌が悪いときは、トイレの中で震えていた。
 大学を卒業して・・・4月からの遠距離恋愛。5月の時点で彼は浮気、私との二股。言葉にできないドロドロした感情で彼を憎んだ。まだ自分の落ち度には目を向けられなかった。学生という立場を建前に「逃げられない」を変えようとしなかったこと。DVについて知識を得たり対処したりしなかったこと。
 両親に話したのは、暫くしてから・・・。弁護士のもとへ相談に行き法的処置をとった。調停・・・。過去を思い出さなければならない恐怖。裁判所という冷たい空間。眠れない夜。最後には逃げた相手。何か得るものはあったのだろうか・・・。こんな思い、二度としたくない。こんな思い、他の誰にもして欲しくない。

婦人相談所 こころ
 婦人相談所に行ってみました。夫のしていることは立派な「犯罪」になるそうです。けれど、いろいろなシガラミがあるので、私自身、どうにもなりません。苦しい立場にたっていることを、改めて思いました。
 でも、相談して少し気が楽になりました。

希望をもちたい Karimata
 私は二人の子供をもつ26歳の主婦です。治まっていたと思っていた夫の暴力がまた始まりました。他の人に比べて私は我慢はしていなかったほうだと思います。今回暴力を受けた直後には市役所へ行きDVに関する情報と暴力にあったことを記録にとってもらいました。イザとなれば親権もDV法を使ってでもこっちがもらえるかなどの相談もしました。そしてそういう機関を自分のバックにつけ私の両親と一緒に4人で家族会議をしました。夫は一応非を認めました。(しぶしぶですが・・・)そして加害者の為の更正セミナーを受けることと、夫自身がカウンセリングを受けることを条件として離婚を保留にしました。
 しかしカウンセリングを求めた隣町の心療内科は「こちらでは対応できない」と言い放ち、他の病院への紹介状も書いてはくれませんでした。夫もまだ完全には暴力に対しての非を認めきらないものの、今、夫は私が病院を探してくると素直に行こうとしてくれます。しかし、DVの加害者が更正するための機関があまりにも少なく社会の不完全さを感じずにはいられません。
 被害者の為の機関もモチロン大切です。しかし加害者の男性はかりに付き合っていた女性と別れても、また次に付き合った女性に暴力を振るう可能性があります。そんなことではイタチごっこです。被害者が増える一方です。私はDV問題には被害者と加害者の両方のサポート機関の十分な設立を求めます。全く暴力を認めない男性もいると思います。ですが夫のように消極的ながらも「これじゃマズイ、なんとかしなければ・・・」と思う男性も実際いると思います。私は夫が次に暴力を私に振るってこない限り、夫と一緒にDVを学んでいくつもりです。難しいです。自信は無いです。でも何もしないで子供から父親、私から夫を奪う権利もまた、無いと思います。一人では無理なので知人や親の手助けをかりながらやっていこうと思います。




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