寂しい MS
 最近、1日が早く過ぎるようになった。−あと1ヶ月もすれば、38歳になる。僕の、今日はどうなるのかな?僕の、明日はどうなるのかな?…どのようにも変化することはないだろう。そう知っているのかな?そう諦めているのかな?諦めているつもりになっているのかな?
 −子供じゃなし、いい加減に自立しろよ−そんな声が聞こえる。−なるようになるさ。今まで3回死にかかっているんだから、後の人生はおまけのような物。結局、全てを流れに任せるしかないよ−そんな声も聞こえる。僕自身には、判断が付かない…。明日はどうなるか?今日と同じ−だろうね。それ以外、無いのは百も承知なんだよ。
 だけど、−−。友人はもちろん、話し相手もいない。寂しいな…時々、そう思う。仕方ない、その通りなんだけれど…そう、仕方ないよね。

インターネット オキ
 私がひきこもり始めたのは4,5年前の大学2年のころからで、期間はおよそ一年半でした。ひきこもったきっかけは留年です。昔から人付き合いも上手くやっており、自分がひきこもるなどとは夢にも思ってませんでした。又、そのころはひきこもりという言葉はメディアでも犯罪と関連付けられる事も多く、周りの理解も少なかったので誰にも相談できず一人家で悩む日々が続きました。
 私の場合、今考えてみると立ち直るきっかけとなったのは、インターネットでした。斎藤環さんもインターネットも社会参加のひとつだといっていますが、まさにその通りだと思います。インターネットと出会う前は夕方起きてテレビ見てご飯食べて朝になったら寝るという事の繰り返しでした。そのころから漠然と外に出たいという気持ちも強かったのですが、外に出て傷ついたりするよりは今のままの生活のほうが楽だという甘えの心も私の場合はあったのかもしれません。ネットを始めてからはいろいろなひきこもりのサイトを見るようになって気が合う人とはメール交換をして悩みを相談するようになりました。人と悩みを共有することで安心感を得て、そのころから徐々に人と実際に会ってみたいと思うようになりました。それからいろいろネットで調べて自助サークルを見つけて参加するように決心しました。
 決心して実際参加するまでには2ヶ月ぐらいかかりましたけど。やはり同じ悩みを持つ人が集まる場とはいえ、一年半人とろくに話したことがなかったので一人で行くのは不安でした。そこでメールをやり取りしてた人に一緒に行かないかと誘ったところ相手のほうもぜひ一緒に行きたいということでやっとのことで参加することが出来ました。いざ行ってみるとそこの代表の人はやさしく接してくれ他に参加している人もみないい人で自分には向いている場所だと感じたのでそれから何度も足を運ぶようになりました。参加するようになって一年ぐらいたちますが今ではとにかく社会参加するのが楽しくてボランティアもするようになりました。まだ私は就業しておらず、周りの人たちから見ればまだまだですが、社会参加することで大分自分も自信がつき今は焦らず自分のやりたい事を見つけていこうと思ってます。

外出恐怖 hiroko
 いつの間にか、外に出ることに「恐怖」を感じていた。最初は、抑うつ状態で、外出は億劫というかんじだったけれど、今では、外出は恐怖に変わってしまった。
 外に出ると、人の視線が怖い。他人のことが、異常に気になる。隠れるように生きてるかんじ。
 何か小さなきっかけでもあれば、私は外に出られるのだろうか。とりあえず今は、無理をしないようにしている。焦りもあるけど、諦めもある・・・。




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