母親へ 沙導悠稀
 世間は、「引きこもり・不登校・自傷行為・OD」を批判し、自分の子供が同じような事をする事を、非常に、異常なくらいに忌み嫌いますが、原因は何なのでしょうか。
 僕は、自傷行為・不登校・ODをしています。今は、両親共に僕を完全無視しています。どんなに、普通に話し掛けても無視です。僕にとっては、それがすごく辛いのです。
 産まれた時、母親は「元気な子で居てくれればそれでいい」と微笑んでいてくれました。イジメに合っていた時も、一緒に涙を流してくれました。だから僕は、中学生の時以上に、母親の為に勉強をしました。勉強して、勉強して、勉強して。寝る時間なんて、ほとんどないくらい勉強に全てをかけました。母親に喜んで欲しくて。
 でも、母親は「もっと、上へ」しか言ってくれなくなりました。それからです。僕が、自分が何故勉強をするのか理由を無くしてしまったのは。
 そして、僕はノイローゼになりました。机に向かうだけで手が震えたり、冷や汗が出たり。頭痛なんて毎日です。今は、昔通っていた内科の先生の言葉を聞き、母親が心療内科へ通わせてくれるようになりました。しかし、母親はそれが、不本意らしいのです。
 僕は、毎日眠る前に思います。幼い時に、熱を測るために当てられていた母親の手はあんなにも温かかったのに・・・と。
 今では、母親は僕を見てくれません。悲しい事です。

友達関係さえ実力主会 rise16
 私は中学3年生の春から不登校になった。最後に覚えているのは、友達とのぎこちなさと、嫌な男子と同じクラスになったこと、話して一度無視されたことや、春の遠足で一緒に食べる友達を探さなくてはいけない。。親しく話しかけてくれて嬉しかったおぼえもあるが、圧倒的に学校へ対する辛いことのほうが覚えている。
 小学校の時は、まさか自分が不登校になるなんて、ましてや不登校なんて言葉があることさえ知らなかった。嫌なこともあったが毎日通うのが当たり前だと思っていたし、学年にも学校に来ない人は1人もいなかったのだ。そして、嫌なことよりも楽しい事のほうがおおく、私の思い出の中でもとても記憶に残るいいクラスだった。
 中学生で不登校は増えるらしいが、小学校でも不登校になる学校はなる。私の中学校では、他の小学校から入学してきた人で「学校にきていない人」が3人いた。私の場合、家族には問題はないと思う。むしろ、社会の方に原因があると思う。その原因は、「悪いこと」とは言い切れない。社会の、できる人間は認め、少しでもミスをしたら邪険に扱う。私達子供の世界でも、かわいくないとダメ、おもしろくないとダメ、暗いのはダメ。そしてダメなものには人が寄り付かなくなる。それが怖くて私達はがんばる。少しでもミスをしたらいけないから、一緒にいる時でさえ、偽るから本当に安らげない。。。それで人間関係に疲れてしまった。私は。子供の友達関係で、すでに実力社会だから。。
 小学校のころ、誰一人休んでなかったクラスを思い出すと、違いはあっても、みんなそばに寄り添っていた。みんなありのままのじぶんをためらうことなく出し合って、でも当たり前のように認め合う。。みんな他人の無関係を装わず、暖かかったのだ。




SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送